お知らせ

耕人塾より

石巻かほくで紹介されました

今年6月6月から第2期がスタートします

新年度がスタートして、あっという間に1ヶ月経とうとしています。進級、進学おめでとうございました。

第1期だった29名皆さんも皆さんも目標に向かって決意を新たにしていることと思います。

第1期の高校3年生だった人たちは、それぞれ大学進学を果たし、新たな生活を送り始めました。故郷を離れて、東京や山梨の大学に進学した人もいます。登米市を離れて、改めて登米市の良さに気づいた人もいることと思います。体に気をつけてがんばってほしいと思います。

 さて、今日は「石巻かほく」に掲載された「石巻耕人塾紹介します紹介します。

我が「登米耕人塾」のことにも触れられています。紹介します。

中高生の人間力磨く「耕人塾」、10周年 2022年度塾生を募集

2022年4月14日 12:09

閉塾式で意見を交換する塾生たち=2021年12月18日、東松島市矢本西市民センター

 石巻地方を中心とする中高校生の「人間力」を磨き、地域や社会に貢献する人材を育成する「耕人塾(※)」が11年目のスタートを切る。2012年10月の活動開始以来、巣立った中高校生は280人。卒塾生の中には社会人の傍ら教学委員として後輩を指導するなどその精神が脈々と受け継がれている。本年度は10年間の軌跡をたどる記念誌を発行し、7月2日に石巻グランドホテルで発足10周年記念式典を開く予定。

 「21年度は登米地方に耕人塾ができるなど活動の輪が広がり、うれしく思う」。耕人塾の運営委員長を務める石巻専修大人間学部の横江信一特任教授は笑顔を見せる。

 登米の耕人塾は石巻で塾運営に携わった東松島市矢本一中の千葉和彦元校長が中心となって設立し、中学生が活動に励んだ。

 東松島市矢本西市民センターで昨年12月18日にあった21年度第10期閉塾式。新規19人、継続10人の中・高校生29人のうち28人が修了する中、登米市中田中の生徒が最も多い9人だった。

 木村民男塾長(元石巻専修大人間学部教授)は一人一人に修了証を贈呈。塾生は修了証を受け取る前に「学ぶことが本当に多かった」「耕人塾での経験を今後に生かしたい」と感想を述べ、喜びをかみしめた。

 閉塾式に先立ち、最後となる第8回「耕人塾」も開かれた。木村塾長が一期一会の言葉を引用し「一つ一つの出会いは貴重でかけがえのないものだ。出会いを大事に自分の人生を力強く歩んでほしい」とエールを送った。

 熟生は各グループに分かれ「あいさつ・清掃・ゴミ拾い」を3本柱にした実践活動や活動全体を振り返り自分自身の成長や印象に残っていることを発表。出席者から拍手が送られた。

 21年度の耕人塾は「世界に誇れる石巻地域にしよう~発信!未来へ」をテーマに昨年5月22日に開講。各分野の専門家による講話や体験学習、実践活動などを通して人間力を磨いた。

(※)耕人塾
 東松島市教育長を4年2カ月にわたって務めた木村民男さんが2012年6月に石巻専修大に勤務することになり、新しく設置された人間学部と関連させたのが始まり。前年3月11日の東日本大震災からの復興には次代を担う人材が不可欠と考えた。指導協力者には12人の教育、経済関係者らが名を連ねた。記念すべき1回目の塾は、当時の坂田隆学長が講師となり「志とリーダーシップ」をテーマに講話した。耕人塾では「徳・体・知」をバランス良く学ぶことが「人間力」を磨くことにつながると捉えている。

来月21日開講

 石巻専修大「耕人塾」事務局は2022年度第11期の塾生を募集している。リーダーとしての志を持ち、参加意欲の高い石巻地方を中心とする中・高校生が対象で、30人程度を見込んでいる。

 日程は5月21日に東松島市矢本東市民センターでの開講式・講話を皮切りに12月17日までの計13回を予定。主に毎月第3土曜日の午後6時半~午後8時半。

 交流活動をはじめ「石巻川開き祭り」でのごみ拾いとごみステーションの運営、あいさつ・清掃・ごみ拾い活動、宿泊研修、茶道体験活動、講話などを通して「人間力」を磨く。本年度は塾生同士のディスカッションにも力を入れる方針。

 運営委員長の横江信一同大人間学部特任教授は「石巻地方を良くしたいという志のある生徒はぜひ参加してほしい」と呼び掛けている。