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交人知愛 第5号

 

 

 

登米市耕人塾

塾長のつぶやき

第 5 号

令和3年9月27日

文責  千葉和彦
 

 

 
 

 

~社会貢献活動~

ゴミを一つ拾えば環境も心も変わる

 
 
                         

     

 コロナ禍で緊急事態宣言が出たために,先月の貴重な活動,講話が中止になりました。石巻耕人塾も活動をストップしていると木村民男塾長からお話がありました。みなさんはいかがお過ごしでしょうか。登米市の新人総体も天気に恵まれて全日程を消化できました。各学校の行事も制限されながら,いろいろな思考を凝らして活動できていることはすごいと思います。思い出は「お金で買えない宝物」です。運動会,合唱コンクール,部活動,修学旅行等々の思い出は大人になっても心の中で懐かしく,赤々と燃え続けるものです。

 そういう意味においては,この耕人塾の活動も多くの塾生の心に刻まれ,将来の登米市を支える人材が輩出されるといいですね。

 令和3年度 第2回目となる活動は社会貢献活動です。10月2日(土)9:00から佐沼光ヶ丘グランドに集まってグループ毎に清掃活動を行い,その後は10:00から「登米市の未来について思うこと」について,迫公民館でグループ協議を行います。

この「登米市の未来について思うこと」は第1回目の耕人塾の時の宿題になっていたことです。忘れていた塾生のみなさんは,しっかり考えをレポートにまとめておいて下さい。

最近は,市民の皆さんのマナーも向上し,あまりゴミは落ちていません。本来は,佐沼の夏祭り終了後にゴミ拾いを行う予定でいました。今回は,佐沼大橋,錦橋,鹿ヶ城大橋の付近の清掃活動を行う予定です。軍手,火ばさみ,ゴミ袋を各自用意してください。

ゴミを拾うこと,トイレ清掃をすることは,仏教では「徳を積む(積徳)」という行為にあたります。このような,人が嫌がる仕事を進んで引き受けることは,自分の心をすこしずつきれいにしてくれます。

身を粉にして清掃すると,誰に褒めてもらわなくても自分の心の中がほっこりしてくる経験がみなさんもあると思います。しかも,誰に頼まれなくても自ら進んで行えば尚更です。これまた,禅語では「随所主」といいます。

環境も美しくなるだけでなく,心の中もスッキリして一石二鳥の効果がありますよ!!がんばりましょう!!

塾生の中には高校3年生で大学受験を控えている人や中学3年生で高校受験を控えている人がいます。神社で手を合わせることも大切ですが,「運を向上させる」ためには徳を積むことが一番です。学力向上のために机に向かうことは受験生にとって貴重ですが,見方を変えると,こうした少しの時間を多喜のために使うことも社会勉強になります。

天気に恵まれ,いい活動が出来るように心から祈っています。

 

 

積徳 随所主 是(こ)れ 則(すなわち) 強運を呼び込むコツなり