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交人知愛第2号

      ~スタッフ会議を開催しました

     困難な時ほど自分の力が問われる

 

7月11日(日)に割烹「本田」の二階をお借りして,第1回スタッフ会議を開催しました。この耕人塾は方向性をアドバイスして下さるアドバイザー,耕人塾を運営する事務方の運営委員,塾生とともに活動をサポートしてくれる教学委員に分かれています。この方々の代表が集まって開塾に向けての検討会を行いました。出席メンバーは9名ほどでしたが,約1時間に渡っていろいろな話し合いができました。

 7月20日には,運営委員・教学委員合同会議が登米市迫町森公民館で行われます。ここで,令和3年度の活動内容が明確になります。前回もお話ししたように,何もかも手探りの状態です。

 きっと思いもかけない困難な状況にぶち当たることがあるかもしれませんが,それを乗り越えていくことが耕人塾の成長につながると確信しています。

 石巻耕人塾もきっと,このような白地図を少しずつ,少しずつ色づけして,不動のものになったのだと思います。

 いままで,教師という仕事を通じて学んだことがあります。それは「できないことを言い訳にしない」ということです。

 「忙しいから」「お金がないから」「自分にはできるわけがないから」などと理由を並べてしまうと,本当に何も出来ない人間になってしまいます。

同じ考え方でも「できるためにはどうするか」を考えた方が今は苦しくても,やがて自分の人間力が確実に大きくなってくると思います。

私が教師生活を37年続けていった中で,生徒指導困難校と言われた学校に勤務したのがその三分の二,言葉にできないくらいの困難な状況の中で生きてきました。ときには教師のプライドを捨てて,あるときは苦しくて泥酔するくらい呑んで,涙しながら・・・・・でも,そんな状態をひたすら耐えに耐えて,一筋の光が見えたときの喜びはなんとも言葉に出来なかったことを思い出します。

 いつかそんなことが生きる自信につながるのだと思います。「やまない雨はない 夢を持てば太陽が見えてくる」という言葉のある通り,これからの塾生にはそんな困難に立ち向かえる人間力を持って欲しいと心から願っています。

 そして,私たちスタッフも困難に立ち向かうだけの勇気を耕人塾生とともに学び,人間性豊かな塾生を育てていきたいと思います。

 いよいよ開塾です!!

共に,明日に向かって,登米市の未来を創りましょう!